ghost borders line

まとめて書く用

possibility theory

ipodが突き刺さるスピーカーを買った。すげえ!アパートで音楽が聴ける。文化的な生活にまた一歩近づいた。あとはフルHDなディスプレイと360だな。まーあんまり居心地良くなっても困るのが正直なところなんだが…。

つーわけで、前の会社の部下達(いやもう友達か)がDZさ~ん!と連休と有給をプラスしてわざわざ海を越えて遊びに来た。おかげ様で観光そっちのけで飲み屋の小姐達も交え三日三晩飲み倒す。ついでにオレは払い倒す。胃袋も財布も被害甚大。おまけに記憶の混濁まで見られる。え~となにがどうなってこうなったんだっけ?ちなみにキミハダレ?とは言えないよね~みたいな~。だからなんでお前達はそんなに飲むんだ。最近の若い人達はあまり飲まないという記事をよく見るんだが、オレの気のせいか。しかもオレは土曜日も仕事なんだが、あ~もう面倒くせえ!ちょうど事務所の改装中だ!手伝って行け!

ゲラゲラ笑い続けあっという間に3日が過ぎた。いつの時代もそう思うのだが、本当にオレは仲間に恵まれている。

上は28から下は24。人生に冒険は付き物だし、そうすべきだとも思うけど、でももう少し考えて欲しい。君たちが一生懸命勉強して一流大学を卒業して、そして延長線上にある就職活動の結果、君たちは今の会社にいる。つまり1つの努力の結晶が今の君たちだ。今の仕事はexcitingでもinterestingでもないかも知れない。だがそれと引き換えに仕事が無くても路頭に迷うことなく、同期がいて、良い先輩がいて、可愛い後輩もいる。管理部には妙齢の美しい女性達も揃っている。そして、いまは耐えるとき。貯め込んだ金を使うとき。誰の首も切らない。君たちの社長はそう言っていたよ。心の底から素晴らしい会社だと思うし、オレも辞めてもなお君たちの会社を愛している。

だから簡単に辞めるなんて口にしてはいけない。金、時間、努力で作り上げた「今」を放棄してはいけない。なに、たまたま隣の芝生が青く見えただけさ。大丈夫、明日はまたちゃんと前を向いて歩いていける。

確かに自分の身は自分で守れと言ったよ。だけどまだこっちの世界には来なくていい。オレは君たちとは違う。30を越えて役職に就いて、年収はだいたいこれくらいで、結婚して子供が出来て、ローンを組んで家を買って。君たちならこの御時世でも簡単に銀行も金を貸してくれるだろう。世の幸せが全て凝縮され、資金繰りに困ることもなく、安心して将来を設計できる。それのなにが不満なんだ。今一度、自分達が立っている場所を見直すべきだ。

だがもし、君たちが会社の看板を捨て、自分自身を掲げる決心がついたなら。その覚悟ができたなら。その時は手を貸そう。何が起こってもおかしくない、まともな女には相手にもされないような血塗られたexcitingでinterestingな世界へようこそ、と。そしてオレの背中を蹴りつけて越えて行ってくれると有り難い。

さて旧正月なにするかな~。