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まとめて書く用

クソ調子が悪い

これが老化というのだろうか。そろそろ身体を労りなさい、という身体自身からの警告なのだろうか。朝まで飲んでそのまま出社してもビクともしなかったオレの身体が悲鳴を上げている。

先日、実家に寄った際に大量にメシを食わされ、おー食った食ったどれどれと体重計に乗ったところ、指した数値は67kg丁度。ギョーギョー!また減ってるゥウ!いや待て待て待て!いま食って飲んだ直後だぞ!?身長180超えててそれは無いだろう!普通30歳超えたら太るでしょう!?太りますよね!?いやお願いだから太ってください!

思えばその時からじわりじわりと左耳が痛かった。また左耳である。神はどうやってもオレを失聴させたいらしい。

その後、移動を挟んで出社。どうにも調子が悪い。左耳がぐわんぐわん痛みつつ、頭左半分も同様に痛い。風邪?ではないような。そのうち関節まで痛くなってきた。ごめん、今日オレ帰る、とさっさと早退アンド即寝る。そして即吐く。胃が痛い。んあ?なんかおかしくね?

すまん明日も休むと連絡した後、丸一日昏睡。そういえば最後にメシを食ったのは、飛行機の中だな…と思いだし、適当に口に入れるも飲み込めず。確実にまた痩せた。

うーんうーんと唸って寝ているところに、ロクでもない電話が着弾。「あんた!?あの子のなんなのさ!?」的なお前はオレのことを知らないだろうけど、オレはお前のことを知ってるんだぜ…ヘヘヘ正直に話しなという噴飯ものの言いがかりをつけられ、オレは死にそうな声でバーカバーカと文句を垂れた後、即切り。

しかししつこくまた鳴るので、とりあえず話だけは聞いてみると、どうやら2年付き合っていた彼女に浮気をされたらしい。それでその相手としてオレが浮上していると。再びバーカバーカと即切りしてやろうかと思ったが、ただでさえ弱っている時に変な呪いを送られても困るので、やーその時期私、ちょうど日本に帰ってましてうんぬんかんぬん。

「本当に違うんですか?」

「違います」

「………」

切りやがった。その時くらいオレは死神の目が欲しいと思ったときはない。いつかオレのマイデスノートに名前を書いてやる。しかしなんで海外で現地の飲み屋のお姉さんを巡り日本人vs日本人をしなければならないのだろうか。そんなに心配なら飲み屋の仕事をとっと辞めさせろ。その程度の甲斐性だから2年も付き合っていて浮気されんだボケ。情けなくてこっちが泣けてくらあ!

などとトイレでおえーおえーと違う意味で泣きながら虚勢を張った。ママー!調子悪いよー!(涙