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まとめて書く用

restructure

季節の分かれ目は、出会いと別れの季節である。それはウチの会社も例外ではなく、開発の遅れと人事の問題を理由に台湾人のトップが更迭されることになった。初めて聞いたときはアーイーヨーという気分だったが、まぁ話を聞くとそれも仕方がないか…と思うのはたぶん日本人だけである。気持ちは理解できますし、結果が出てないのも分かるのですが、もう少しみんなの感情を考えた人事にした方がいいんじゃないでしょうか?と打診したところ、DZくんよーオレ達は別に仲良しこよしがしたくて会社にいるわけじゃないんだよと一喝された。

うむ。確かに投資を受けてやっている以上、それは間違いない。対外的にもなんらかの人事が必要だ。ビジネスが1つ潰れたのならば、誰かが責任を取らねばならないんだが、ちとこのタイミングはマズい。まだ開発が終わっていないのだ。どうせなら、それが終わってからケジメをつけさせるべきだ。

そのようにボスに上訴したら、いやそれも分かるんだが、もう我慢できん!!オマエがどうにかしろ!明日全体会議で発表!ボカーン!

…結果的にオレが引き金を引いたようで、非常に気分が悪い。

資金も日本から出てるし、日本人が作った会社なのだから、日本人が上層部を占めるのは当然なのだが、台湾人でも頑張ればここまで上がれるという象徴が彼だったにも関わらず、その希望が潰えてしまった。彼らのモチベーションに影響が出なければいいんだが。しかもその後釜はオレである。オレだってこういう形の昇進は嬉しくないし、全体で2番目に若いオレがNO2というポジションは如何なものか。お陰で今まで考える人だったのが、考えて作る人になってしまった。

しかし日本に帰れる日は早まったのかも知れない。1ミスで首が飛ぶのだから。それはそれで良いだろう。

というわけでCTO兼副社長になりました。ワーイ!人生オワタ\(^o^)/